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休職について
- 15年02月05日
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こんにちは、スタッフの甲斐です。
今日は予報では雨か雪でしたが、日差しもあっていいお天気でした。
こういうことでしたら予報が外れても歓迎です。
ところで、今日は「休職」について お話したいと思います。
休職制度は就業規則の絶対的必要事項ではありませんが、
制度化しておくのがのぞましいものの一つです。
休職の事由は傷病の療養、公職に就くなどあるかと思いますが、
必ず精神疾患の場合を決めておくことが大事です。
精神疾患はケガのように外傷があるわけではないので
本人から申し出があるとその申し出を受けざるを得ません。
中には意図的にこういう状況を演出し、休業期間満了になると会社に出てきて
しばらく勤務した後また休職することを繰り返す従業員がいます。
その他に
・休職の期間を勤続年数に応じて決める
・賃金は無給とする
・復職できるかの判断は会社がする
等も定めておきます。
休職中は従業員としての身分は保証されています。
ですから、治療に専念することができるのです。
従業員のためを思って導入した制度を悪用する従業員に備えて
抜け穴がないよう厳しく定めておく必要があるでしょう。