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社会保険の適用拡大について
- 22年06月16日
- テーマ:
事務員の竹内です。
2022年10月より社会保険が適用になる方の条件が拡大されます。
社会保険の基本的な加入要件について
アルバイトやパートが社会保険に加入するための基本的な条件は、週の所定労働時間が社員の4分の3以上であることです。
※週の労働時間が40時間の事業所の場合は、30時間で社会保険加入
また、4分の3に満たない短時労働者でも以下の場合には社会保険に加入することが義務付けられています。
<要件>
- 週の所定労働時間が20時間以上であること
- 雇用期間が1年以上見込まれること
- 賃金の月額が88,000円以上であること
- 特定適用事業所又は任意特定加入事務所であること
- 学生でないこと
※特定事業所とは社会保険加入者が常時500人を超える事業所、任意特定適用事業所とは500人を超える事業所に該当しなくても労使の合意に基づき短時間等同社を社会保険の適用対象とする申出をした事業所です。
2022年10月からの要件について、5つの要件のうち2点が変更になります。
1点目は『社会保険の被保険者が常時100人を超える事業所』
500人から100人に変わりました。
※該当する事業所には年金事務所から案内が届くようです。
2点目は『雇用期間が2カ月以上見込まれること』
1年から2カ月に変わりました。
さらに2024年10月には『社会保険の被保険者が常時50人を超える事業所』に変わり、範囲が大きく拡大されます。
今回の社会保険の適用拡大によりパート、アルバイトの働き方が大きく変わることが予想されるので、なるべく早い段階で従業員に説明をして今後の働き方などを決めていけるといいですよね。