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定時決定について
- 15年07月03日
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こんにちは、スタッフの甲斐です。
半夏生(はんげしょう)をご存知ですか。季節を表現する雑節の一つで
節分などもこれにあたるそうですが、今年は昨日がその日だったそうです。
関西ではタコを食べる習慣があるそうです。
タコにはタウリンという疲労回復に効果のある栄養素が豊富ですので
疲れやすいこの時季に食べるのにはうってつけかも知れませんね。
今日は定時決定についてお話したいと思います。
この時期、私どもの事務所でも手続きさせていただいていますが
7月1日現在で事業所にいらっしゃる全ての社会保険の被保険者の方の
4~6月に支払った賃金(報酬支払いの基礎となった日数が17日未満の月は除く。)
をその期間の月数で割った額を報酬月額として年金事務所に届出します。
これに基いて、毎年1回標準報酬月額が決定されます。
これを定時決定といいます。
この標準報酬月額は原則1年間(9月から翌年8月まで)の各月に適用され、
納めていただく保険料の計算や将来受け取る年金額等の計算の基礎となります。
7月1日現在の全ての被保険者が対象となりますが、
以下のいずれかに該当する方は算定基礎届の提出が不要です。
・6月1日以降に資格取得した方
・6月30日以前に退職した方
・7月改定の月額変更届を提出する方
定時決定は健康保険及び厚生年金保険の被保険者の実際の報酬と
標準報酬月額との間に大きな差が生じないようにするのが目的です。
しっかり確認をして届出したいと思います。