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社員のやる気を高めるために
- 15年03月31日
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こんにちは、スタッフの原島です。
3月も最終日となりました。
もう1年のうち1/4が過ぎたと思うと本当に早いですね。
明日から新年度のスタートとなりますので、
気持ちを新たに頑張りたいと思います。
さて、人事労務マネジメントの手法の1つとして
社員のやる気を高める「表彰制度」があります。
これはやる気を高めるためだけでなく、
日頃の感謝の気持ちを伝える良い機会となります。
表彰制度を取り入れる際には
まず基準を設けることが必要であり
その基準とは会社の理念や方針、経営者の価値観、
そのときどきの目標に準じたものになります。
表彰の基準を明確にし、それに沿った表彰を行うことで
経営理念・方針・経営者の価値観・目標を
社員に周知できるといった側面もあります。
よくある表彰制度として
皆勤賞や永年勤続賞のような一般表彰と業績表彰などが
あげられますが
年間皆勤賞などの規定を設ける場合には
年次有給休暇の取得した日は出勤とみなして
対象者を選ぶことがポイントです。
上記の場合、欠勤としてしまうと
年休取得を妨げる行為となり、違法となってしまいますので注意が必要です。
一方で、表彰制度を単純な「制度」としてとらえては
社員満足に響かなくなってしまいますので
各企業ごとの社風にあった、表彰のアイデアを考案し
制度化することが重要です。
そのためには社員側からアイデアをつのるのも良いかと思います。
誰しも何らかの形で「認められたい」といった「承認欲求」があり
明確にそういった願望を持っていなくても
潜在的にそういった願望を持っているはずです。
日頃から上司が部下の仕事の内容や業務量を
きちんと把握し、管理・調整をするのが大前提であり
部下からのヘルプや不満を言われる前に
上司が前もって行動するのが理想的です。
人あっての会社ですので、気持ちを形として表わす「表彰制度」を
一度ご検討いただくと良いかもしれません。