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派遣について
- 15年03月20日
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こんにちは、スタッフの甲斐です。
今週は暖かい日が続きました。
遂に春がやってきたかと思っていましたが、来週はまた寒くなるとのことです。
コートは片付ける日はまだ先のようです。
こういう時期は体調を崩しやすいので、お気をつけください。
今日は派遣についてお話したいと思います。
労働者派遣事業についての改正があり9月から施行されることとなりました。
まずは期間制限のなかった専門26業務(秘書、通訳、研究開発等)と
一般の労働者派遣の区別を廃止し、全ての労働者派遣事業が許可制となりました。
また専門26業務は期間の制限がなかったのですが最長3年の期間制限が設けられます。
これは専門業務と一般業務に分かれていることで
複雑だった制度を分かりやすくすることと
雇用が不安定な派遣社員という立場のままで
同じ職場で働くことを防ぐ目的があります。
3年ごとに職場が変わることにより、派遣労働者が経験を積み、
キャリアアップしていくことにもなります。
さらに派遣労働者の正社員化を含むキャリアアップ、雇用継続を推進するため
派遣元には
①派遣労働者に対する計画的な教育訓練や、希望者へのキャリアコンサルティング
②派遣期間終了時の派遣労働者の雇用安定措置
(派遣先への直接雇用の依頼、新たな派遣先の提供、派遣元での無期雇用、
その他安的した雇用の継続を図るために必要な措置)
が義務付けられます。
今は働き方も多様化し、派遣で働くというのも
一般的になってきたように思います。
ただ、自分で望まず派遣として働いている方もいらっしゃいます。
そういう人たちの雇用が安定するように
考慮した改正と言えるのではないでしょうか。