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労働基準監督署の立入調査
- 15年01月15日
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こんにちは。代表の伊藤です。
「先生、困ったことにうちの会社にも来ました」
顧問の社長から電話でこう言われると、以前は何が来たのか聞き
返していましたがこの頃はすぐに察しがつくようになりました。
その正体は労働基準監督署です。
労働基準監督署から「○月○日に労働条件の実態調査を行うので必
要書類を持参して来て欲しい」とか、場合によっては何の連絡もな
く「労基署ですが社長さんはいますか?」といって抜き打ちで来る
場合もあります。
税務署の調査は3年に一度くらいは入るが、労基署の調査はよほど
のことがない限り入らないと言われてきましたが、最近は会社と従
業員とのトラブルが急増しており、近年は100万件を超えています。
このような時代背景のもと全国の労働基準監督署が本気で動きだし、
企業に対して積極的に行政指導を行っています。
もしかしたらこのブログをお読みになっている皆さんの会社やお
知り合いの会社、同業他社、取引先などでも監督署に入られたこと
があるのではないかと思います。
幸運にも今まで一度も労働基準監督署と縁のなかった会社も、もう
これからは他人事などと呑気なことを言ってはいられません。いつ
労基署から呼び出しや抜き打ち調査があるやもしれません。
適正な労務管理をするように心掛けてください。