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労災補償について
- 15年08月11日
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こんにちは、スタッフの甲斐です。
今週に入って少し過ごしやすくなった気がします。とは言え、猛暑日は続くようです。
お盆でお休みの方もいらっしゃるかと思いますが、
お出掛けの際はもうしばらく熱中症にならないようお気をつけください。
今日は、労災補償についてお話したいと思います。
労災補償は業務上の理由で、または通勤時に労働者が負傷した場合など、
労働者やその遺族の方に補償など必要な給付を行う制度です。
保険給付の種類は、治療や休業・障害・死亡に対するものがあります。
労災保険は農林水産業の一部の事業を除き、
業種・規模の如何を問わず全ての事業主が加入することになっていますので、
労災保険が適用となる事業場に使用される労働者は
アルバイトやパート、派遣労働者等も全て保険給付の対象となります。
労働災害が認められるのは(ここでは通勤災害は省きます。)
・事業主の管理下で業務に従事している場合
・昼休みや就業時間後、事業場内施設内にいて業務に従事していない場合でも
施設・設備や管理状況などが原因で発生した場合
・出張や社用で外出中の場合(私的行為がない限り)
・疾病については業務による有害因子にさらされたことにより発症したものと
認められた場合などです。
労働災害の給付の請求は所轄の労働基準監督署に被災労働者やその遺族が、
必要事項を記載した請求書を提出します。
監督署ではその災害が業務上によるものかを審査し労災と認定されて
初めて保険給付の支給が決定されます。
事故は無いには越したことはありませんが、 不幸にも事故が起きた場合に
この制度を利用することで、労働者の不安を少しでも
減らせることになるのではと思います。
ですので労災が起きた時は、迅速に対応することが大事です。