オフィスイトウのブログ

052-265-6806

名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県で
活動している社会保険労務士です。

お問い合わせはこちら

ブログ

国民年金について

こんにちは、スタッフの原島です。
毎日暑い日が続くようになりましたが
この時季は水分補給をしっかりして体調を崩さないように
したいものですね。

 

今回は国民年金について記載したいと思います。
国民年金は、20歳から60歳まで国民年金に加入した方は
60歳で保険料を納め終わり
年金の支給は65歳から始まります。

 

60歳から65歳になるまでの期間を待機期間といい、
年金請求待機者となります。
(厚生年金保険の加入期間が12か月以上ある方については、
60歳から64歳まで特別支給の老齢厚生年金が受け取れます)
待機期間中に年金記録に漏れや誤りが無いかを
再度確認していただくと良いと思いますが
全国の年金事務所及び年金相談センター、ねんきんネットにより
年金記録の確認ができます。
(ねんきんネットは自宅で年金記録や年金見込額の確認ができます)

 

年金を受け取るためには、
公的年金制度への加入が原則25年以上必要です。
もし60歳前の加入すべき期間に保険料の未納などがある場合は
満額の老齢基礎年金が受け取れませんので
年金額を満額に近付けたい方は
60歳から65歳までの間に国民年金の任意加入をすることができます。

 

また、老齢基礎年金は原則として65歳から受け取れますが
60歳で仕事を退職し早めに受給したいという方は
60歳から64歳までの間でも請求を行えば
繰り上げて年金を受け取ることができます。
ただ、老齢基礎年金を繰り上げて受け取る場合は
老齢基礎年金の額が生涯にわたって減額されます。
また、繰り上げ受給の手続きをした後は生涯基礎年金や
寡婦年金を受け取ることができなくなります。
国民年金の任意加入をしている間は繰り上げ受給はできません。

 

65歳から老齢基礎年金を受け取る権利が発生する方には
65歳になる3カ月前に
年金を受け取るために必要な「年金請求書」が送られてきます。

 

年金請求書が送られてくる時に氏名や住所を変更された場合は
変更の手続きが必要となりますのでご注意ください。